なんで、会長がいないの............?



そう思っていると。



「結月ちゃん、澄斗のこと探してる?」



雪峰くんに、
覗き込むように、見ながら尋ねられた。



「ぅ、それはっ...............」



いくら、仕事をしないで寝てる会長とは言え。



会長がいないのは違和感ありまくり。



それが理由だって言うに、
慌てて、わたわたしちゃう私。



「んー、結月ちゃん。
澄斗なら、倒れて保健室行ったよ」

「えっ、............かっ、会長が倒れた!?」



倒れるほどのことを、普通の顔をして、
サラッと、言う雪峰くんに驚いてしまった私。