樹「自分の心をコントロールできなかったり
つらい気持ちが溢れてきたりするのは
それだけ凛ちゃんが辛い思いをして
誰にもその思いを伝えられなかったり
誰もその気持ちを聞いてくれなくて
凛ちゃん1人で抱え込みすぎちゃったから」
「...」
確かに、あの時の私は独りだった
ただ、今も時々独りのような気がする
樹「だけど、今はもう独りじゃないんだ
だから独りで抱え込む必要なんてない
どんな些細なことでもいい
僕たちは知りたいんだ」
「今更だよ、」
そう、今更
もうあの時には戻れない
あの時のことを思い出して
辛くなっても、泣きわめいても
あの時の自分はもう救えない
どんなに後悔して悔やんでも
過去はもう変えられない
樹「今更じゃないよ、」
「今更だよっ、、
もうあの時のこと思い出したくないし。
それに、誰があんな話聞かされたいと思うの
聞かされて良かった。なんて思う人
いるわけないじゃんっ、」
樹「凛ちゃん、」
「あんな過去の話して
大切な人が辛くなるくらいなら
凛が1人で我慢すれば、それでっ、」
それでいい
そう言おうとした
だけど、樹くんの顔が
すごく辛そうな表情になっていて
言葉にするのをやめてしまった
「ほらね、凛が話すといつもこうなる」
樹「違うよ、凛ちゃん」
つらい気持ちが溢れてきたりするのは
それだけ凛ちゃんが辛い思いをして
誰にもその思いを伝えられなかったり
誰もその気持ちを聞いてくれなくて
凛ちゃん1人で抱え込みすぎちゃったから」
「...」
確かに、あの時の私は独りだった
ただ、今も時々独りのような気がする
樹「だけど、今はもう独りじゃないんだ
だから独りで抱え込む必要なんてない
どんな些細なことでもいい
僕たちは知りたいんだ」
「今更だよ、」
そう、今更
もうあの時には戻れない
あの時のことを思い出して
辛くなっても、泣きわめいても
あの時の自分はもう救えない
どんなに後悔して悔やんでも
過去はもう変えられない
樹「今更じゃないよ、」
「今更だよっ、、
もうあの時のこと思い出したくないし。
それに、誰があんな話聞かされたいと思うの
聞かされて良かった。なんて思う人
いるわけないじゃんっ、」
樹「凛ちゃん、」
「あんな過去の話して
大切な人が辛くなるくらいなら
凛が1人で我慢すれば、それでっ、」
それでいい
そう言おうとした
だけど、樹くんの顔が
すごく辛そうな表情になっていて
言葉にするのをやめてしまった
「ほらね、凛が話すといつもこうなる」
樹「違うよ、凛ちゃん」

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