のーどくたーのーらいふ

「良くないよ、」














今の春は自暴自棄に陥ってる














春「京、はなして」














京は春の手を握って離さない














京「離さない」














春「点滴したくない、」














京「うん」














春「点滴とって、」














「また心臓痛くなっちゃうよ、」














ｶﾞﾁｬ














京「りん、」














凛「もう愛ねぇ仕事終わったって」














「愛ちゃんこっちに来るって？」














凛「うん、今日は泊まっていくって














あと、春くんにプレゼントあるって














だから待っててねって言ってた」














春「俺にプレゼント？」














京「あ～、なるほど」














凛「春くん、まだ心臓痛い？」














京「え、なんで」














凛「ちょっと聞こえた、」














「そっか、ごめんね」














春「ううん、もう痛くないけど...」














凛「こわい？」














春「うん、」














凛「そっか、まぁそうだよね














凛も発作起きた時は怖いし」














凛ちゃんは時々心因性の発作が














出ることがある。














凛「だけど、春くんは一人じゃないでしょ














京も樹くんも愛ねぇもいるから














もう大丈夫だよ」














春「うん、」














ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ














凛「あ、愛ねぇ」














愛「ただいま〜」














凛「おかえり、愛ねぇ」














愛「凛〜、」














京「愛、今日とは聞いてないぞ」














愛「あ～、ごめんごめん(笑)」














「まぁ、いいんじゃないの(笑)」