のーどくたーのーらいふ

強行突破することにした














春「や、」














そういう春の腕を優しく掴んで














包帯やガーゼを外していく














春「やだ、はなして(泣)」














「大丈夫」














ちょっと膿んでるかな、














春「はなしてっ、」














「消毒するね〜、」














一応薬出しとこうかな、














「はい、おわり〜














心配だから、一応薬出すから」














春「...」














強引にやったから拗ねたのか














部屋の隅っこに座っていじけてしまった














少しほっとくか、














ｶﾞﾁｬ














京「終わった？」














多分処置のことだと思う














凛ちゃんに見せないために














少しの間移動してくれたんだと思う














「うん、終わった」














京「こっちも荷物片付けて














血圧とか胸の音とか聴いた」














「診察してくれたんだ、ありがと」














京「腕は相変わらず見せてくれなかったけどな














まぁ俺らついてたし、傷は大丈夫だと思う」














「だね、」














凛「京、ごはん」














京「お、たべる？」














凛ちゃんにそう言われると














京は嬉しそうに準備し始めて














5分足らずでチャーハンが出来上がった














凛「いただきます、」














京「無理しなくていいからな、」














凛ちゃんが自分からご飯食べることって














あまりないから、かなり心配














強がってるのかなって思ってしまう