凛「そんなこと、」














京「凛と鈴と結花、














皆で生きていけばいいじゃん」














凛「...」














京「別に、誰かをなくして














生きろってことじゃない、」














凛「...」














京「凛の中に、鈴や結花がいたとしても














凛の人生なんだから、凛が決めていい」














愛「ずーっとお姉ちゃんでいるのは














凛が、すごく苦しいよ














鈴にも知ってもらおうよ、」














凛「そんなことしたら、鈴の幸せが」














「凛ちゃん、鈴ちゃんはね














凛ちゃんの幸せを1番に願ってるよ」














凛「そんなこと、」














「凛ちゃんの幸せは皆の幸せだよ














凛ちゃんの苦しみも皆の苦しみだ














凛ちゃんだけが独りで抱え込む














必要なんてどこにもないんだよ」














凛「でも、」














京「凛には、俺らがついてる














だから、安心しろ」














凛「京も樹先生もねぇねもいる、」














愛/樹「いるよ」














凛「受け止めてくれなかったら?」














京「その時は、受け止められるまで














話し合いする。」














凛「...」














「凛ちゃん、大丈夫」














凛「うん、」














京「じゃあ、病院帰ろっか」














凛「いる、?」














京「今日は愛が一緒にいてくれるって」














凛「え、妃菜ちゃんは?」














愛「今日はね、パパと一緒に














実家泊まりに行ってるんだ〜」