「気持ち悪いけど、吐けないらしい」














樹「凛ちゃん、昨日も気持ち悪いって














言ってたよね、たしか」














「もしかして、ずっと気持ち悪かったの?」














凛「(コクコク)」














「凛、我慢しないで言わなきゃ」














凛「ヒック、」














「とりあえず、口あけて」














凛「...いやッ」














「嫌じゃない、」














凛「だって、指、口の中に入れるもん」














「入れるよ」














凛「やだ、自分で吐ける」














「吐けてないから、














こういう状況なんでしょ」














樹「いいよ、京














僕がやるから、凛ちゃんのフォローお願い」














「じゃあ、頼む」














指を入れるのは樹に任せて














でも凛は暴れると思うから














凛の後ろに座っちゃおう














凛「京、やだ」














「やだけど、今のままだとしんどいでしょ」














樹「凛ちゃん、口開けられるかな」














凛「やだ、」














「りーん」














凛「や、」














「樹、やっちゃお」














樹「だね、」














凛「や、やだ」














「嫌じゃない、口開けな」














凛「(フルフル)」














「ごめん、」














そういって、凛の口を開けさせた














樹「ごめん、凛ちゃん」














凛「...うぇ、」














「大丈夫、全部出しちゃっていいから」














凛「...ゔぇ、」














樹「もうでないかな、」