のーどくたーのーらいふ

愛「うん、怖かったね」














凛「ヒック、」














愛「起きたら点滴してあって














パニックになっちゃったね」














凛「こわかった、」














愛「うん、もう大丈夫だから」














凛「あい姉、」














愛「うん、いるよ」














凛「ヒック、」














愛「凛、腕ちょっと見せて」














凛「うん、」














本当にすごいな、愛ちゃんは














愛「血は止まってるね、














でも、樹先生に見てもらおう？」














凛「や、先生には見せない」














愛「樹先生のこと、こわい？」














凛「(ﾌﾙﾌﾙ)」














愛「ふふふ、なら大丈夫でしょ」














凛「...」














「凛ちゃん、みせて」














凛「ん、」














「ありがとう、」














かなり腫れてるから














もう同じ場所には刺せないな














「凛ちゃん、この点滴はね














今の凛ちゃんにとって大事なの














だから、もう一回点滴しようね」














凛「しない、」














愛「凛、ねぇねが点滴やろうか？」














凛「...ねぇねがいい」














愛「危ないから動かないでね、














無理そうだったら、樹先生に














助けてもらおうね」














凛「くすり、入れない？」














「絶対に入れない、約束する














凛ちゃんが動いちゃっても入れない」














凛「...頑張る」














愛「じゃあ、ちょっと痛いよ」














凛「ねぇね、痛い...」














「もう終わるからね」














愛「はい、終わり〜」