今年は凛にとって節目の年
人生で1度きりの20歳
世間ではめでたい成人の年
ただ、私は迎えたくなかった
京「凛」
明らかに嫌な顔をしてしまった凛
「ごめん」
京「なんで謝るの」
「...」
京「やっぱり迎えたくなかったか?
どうしても今日までには死にたかったか?」
「...」
黙ってることで肯定してることは分かってる
だけど、言葉にはできなかった
店員「おまたせしました
こちらミルクティーとカフェオレです
それと、」
京「ありがとうございます」
定員さんの声で我に返る
ミルクティーを飲もうと顔をあげる
「え」
テーブルの上には
光が灯っているケーキがあった
「すてき、」
京「凛、改めて誕生日おめでとう」
「ありがとう、」
素敵すぎて涙が溢れてくる
京「凛」
名前を呼ばれて
溢れた涙を拭った凛は顔をあげる
京「凛、結婚しよう」
「え」
一瞬じゃない
何秒経っても意味が分からなかった
京「凛とこの夜空みたいな人生を
一緒に作っていきたいんだ。」
夜空と言われて窓の外を見る
今まで見た時のなかで
一番綺麗と言っても過言ではなかった
「...」
言葉は出てこないのに
涙はたくさん溢れてくる
京「凛、前に言ったよな。
誕生日が1年の中で一番嫌いだって
だから誕生日にプロポーズしようって決めてた」
人生で1度きりの20歳
世間ではめでたい成人の年
ただ、私は迎えたくなかった
京「凛」
明らかに嫌な顔をしてしまった凛
「ごめん」
京「なんで謝るの」
「...」
京「やっぱり迎えたくなかったか?
どうしても今日までには死にたかったか?」
「...」
黙ってることで肯定してることは分かってる
だけど、言葉にはできなかった
店員「おまたせしました
こちらミルクティーとカフェオレです
それと、」
京「ありがとうございます」
定員さんの声で我に返る
ミルクティーを飲もうと顔をあげる
「え」
テーブルの上には
光が灯っているケーキがあった
「すてき、」
京「凛、改めて誕生日おめでとう」
「ありがとう、」
素敵すぎて涙が溢れてくる
京「凛」
名前を呼ばれて
溢れた涙を拭った凛は顔をあげる
京「凛、結婚しよう」
「え」
一瞬じゃない
何秒経っても意味が分からなかった
京「凛とこの夜空みたいな人生を
一緒に作っていきたいんだ。」
夜空と言われて窓の外を見る
今まで見た時のなかで
一番綺麗と言っても過言ではなかった
「...」
言葉は出てこないのに
涙はたくさん溢れてくる
京「凛、前に言ったよな。
誕生日が1年の中で一番嫌いだって
だから誕生日にプロポーズしようって決めてた」

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