「あ、絃音待て」
「??」
「もう熱は下がったのか?」
あ
測ってない
「...忘れてたのか、じゃあ職員室で体温計貰って計ってこい。...あー、やっぱ俺も行くわ。実習生少し待っててください、」
走って職員室まで行く兜先生
「測って」
脇に挟んで待つ
ピピピ
「何度?」
表示を見ると36.4
平熱だ
「うん、おっけい。じゃ、気をつけて帰れよー」
「はーい」
「ん」
病院行くか
うわ、待って
「はやくん、どうやって行く、?」
「...忘れてた、」
ブー ブー
バイブ音が鳴った
「はい、どちら様ですか?」
「俺、徠。お前らどうやって行くの?」
「忘れてました。」
「学校の駐車場、停めてるからすぐ来て」
「ありがとう!!!神!!」
「走るな、でも急げ」
「了解!」
ブチッ
「誰?」
「徠くん!送って行ってくれるって!」
「まじ感謝だな」



