次の日の朝、

「結衣、行ってくるよ」

「頑張ってね、翔琉、愛してる」

私の言葉に、嬉しそうににっこり笑顔で答えた翔琉は、両手で私を抱きしめて優しくキスをした、と思った、、


、、ば、ばか、舌を、、

入れるなーーーー


「もう! 朝からディープは嫌だ、フレンチキスって言ったでしょ!」

「フレンチキスだよ、勘違いしている人が多いけどね、スマフォで調べてみなよ」

そう言って、翔琉は笑いながら家を出て行く、


襟元のペンダントが朝日に照らされ、キラリと光っていた、


           完