「俺も同じ高校なんだ」 彼はそう言いながら、さっきと同じ太陽みたいに眩しそうな笑顔を向ける。 でも一つだから不可解な事がある。 「今ってまだ学校の時間じゃ••••」 そう、まだ昼過ぎた所だ。 なのになぜ彼は学校には行ってないのだろう。 って私も同じか••••。 学校を休んでるようにしか周りからは見えないだろう。 おまけに制服姿だ。 これじゃ、何か言われても弁解のしようがない。 「それは君も一緒だろ」