桜恋 〜余命半年の私が生きた証〜





だけど、私は自分の席を立ち教室を出る。





廊下もガヤガヤしているがそれを通り過ぎ、段々誰もいない場所に向かって歩く。





そして1つの教室に着いた。






着いた先は美術室だ・・・・・・。







ドアを開けると、少しの湿気と絵の具の乾いた匂い。





中に入り、グラウンドの見える所に椅子を置きそこに座る。





学校に来た日はいつもここで昼休みは過ごす。





1人で食べるのはいつもの事だ。





だけど教室にはいたくなくて・・・・・・そんな時見つけたのがここ美術室だ。