いつもより早めに着いた学校。 まだ半年しか登校していないこの学校にも入学した頃よりは慣れたものだ・・・・・・。 グランドで朝練している生徒を横目に自分の教室に向かう。 教室の戸を開けると、やっぱりそこには誰もおらず、私が一番乗りだ・・・・・・。 自分の席を見つけ、机に肘をつき外の景色を見る。 窓側の1番後ろ。 それが私の席だ。