「もう入学してから10ヶ月か、、、。」

「そうだね、、、」

懐かしい。まだ今年のことなのにもう懐かしく感じる。

「ねぇ、茉音ー」

青い空を見上げながら璃空乃が呟いた。

ー彼女の悲しい過去をー。