嶋田先生はすごい不服そうだったが、、、。

「開店20秒前、19....18....17....16....」

ついにカウントダウンが始まった。

「３....2....1....開店‼!」

こうして波乱の文化祭が始まった。

「いらっしゃいませー」

「ご注文はお決まりでしょうか?」

たくさんの声が行きかう中。

私もホールスタッフとして注文を受け取ったり、品物を運んだりしていた。

しかもこれがめっちゃ忙しいの‼!

「、、、長浦、ちょっといいか、、、」

そう荒木君に言われたのは開店から40分がたった11時頃だった。

「なにー?できれば手短だとありがたいんだけど、、、」

「ああ、、、。売り上げが8万超えた」

え、、、。

は、ち、万、、、？

それって‼‼

「目標金額達成じゃん‼‼」

「ああ、、、。」

嬉しいことなのになぜか荒木君は浮かない表情のまま。