【ていうかいつ死んじゃったの?私が生きてたときにはまー兄が死んじゃったっていうのは、こーくんから聞いてないけど。】

【っあ〜、俺は過労死。もう一作品書けって言われて頑張ってたけど、気付いたらこの世界で第二王子やってたからあ〜俺死んだんだな、次の人生頑張ろって。死んだのはお前の一年後ぐらいじゃね?】

【あ〜、お疲れさまでした。っていうか私達死んじゃうの早いね】
 
【それな〜】

【…こーくん元気だった?】

【まぁ、それなりに元気だったんじゃね?】

【私が死んじゃったときは?っていうか私、どうして死んじゃったんだっけ?】

【お前、覚えてないのか?…やめとけ、思い出してもいいことないぞ。事故だったとしても、自殺だったとしても、他だったとしても。思い出したって何も変わらない。】

【そうだね。】

【俺だって、過労死したって思い出して、もう少し休憩しながら書けば〜とか、最初の頃とか後悔しっぱなしだったけど。今生きてるから今の人生頑張ろ〜って感じで考えんのやめた。】

【そっか、確かにね!今生きてるんだし、頑張ろ!ありがとね、まー兄!】