「はぁ、どうしたの、じゃないわよ。(この鈍感が…。)先生、それは教師としてどうかと思いますわよ?他の先生になにか問われたら、どうするおつもりですか?」

「ふふ、じょうだ〜ん。何より、もしレティーシアさんを家に連れ帰ったりしたら、かわいい彼女さんに叱られてしまいます。」

「えぇ!?先生、彼女さんいるんですか!?」

「はい、実はそうなんです。それより、レティーシアさん、良い友達を持ってよかったですね。」

「はい!」

 おっ、マリーが照れてる!

 私のニヤニヤした視線に気が付いたのか、「もぅ!」と言いながらも、少し嬉しそうにしていた。