「…はるか」
「…いきなりごめんねゆうま」
「いまって少し大丈夫かな?」
「…あっ、うん少しなら大丈夫だよ」
「うん…」
「元気?」
「なんとか元気だよ」
「…は、はるかは?」
「私もなんとかかな・・・」
約1ヶ月ぶりの会話。
はるかの声はこれまで聞いた事ないくらい弱々しい感じがした。
・・・多分僕もだと思う。
「あっあのね」
「ちょっと直接話したいことがあって・・・」
「話したいこと。。?」
「うん…」
「・・・どんな話かな?」
「あっ。。。でね、これは直接お話がしたくて」
「直接?」
「だからね。。」
「今度一回お家とかこっちのほうにこれない・・・かな?」
「あっ、そっか…」
「…わかったよ」
「ありがと…いきなりでごめんね」
「いや、大丈夫だよ」
「…それより声聞けてよかった」
「ゆうま…ありがとう」
「僕こそ…ありがとう」
「じゃあ、日程はまた連絡するでいいかな?」
「うん、大丈夫」
「いきなりの電話だったけどありがとうね」
「じゃあ、また」
ツーツーツー
「…」
はるかからの電話だった。
「はるか…」
たった数分の電話。
でも、すごい長い時間が経過したような感じがした。
でもいずれまた話をしないといけない。
心の準備も、決断もしきれていない。
けど、もう会って自分がどう思うか、感じるかに任せるしか。。。
コンコンっ
バッ
音のする方を向くと、きょう姉がいた。
「ゆうま〜なにしてるの〜!?」
「もうお会計終わったよ」
「あっごめん…ちょっと忘れ物をしちゃって。。」
「ほら〜あれだけ言ったのに!(笑)」
「…忘れ物は見つかった?」
「うん、見つかったからもう大丈夫だよ」
「…そっか。。じゃあ帰ろっか」
「うん、ごめんね」
スタスタスタ
…
入り口にいつからいたのかは分からない。
でも、きっと聞かれていたと思う。
そしてその相手が誰だったのかもきょう姉は分かっている気がした。
そんなことを頭に過りながら、宿を後にし自宅に向かった。
ブーン….
「ゆうま、いきなり誘ってしまったけど、来てくれてありがとうね」
「いや、それは僕の方がだよ」
「連れ出してくれてありがとうね、きょう姉」
「少しでも変わったり動けるきっかけとかになったらいいなって思っていたからね〜」
「ありがとう…」
「…」
「…ゆうま」
「なに?」
「さっきの…彼女さん?」
「あっ、、、うんそう」
「そっか」
「なんかそんな気がした」
「ごめんね、電話しちゃって・・」
「謝るところじゃないよ〜!」
「電話してたゆうま見たら彼女さんかなって思ったから」
「えっ?僕を見て??」
「うん」
「自覚していないと思うけど、その電話の時もそうだし」
「旅館にいた時も何回か彼女さんのこと思ったり、考えていたでしょ」
「あっ、、なんで知ってるの?」
「うふふ(笑)」
「ん〜女の勘?」
「やば〜、、、(笑)」
「とまぁそれもあるけど、なんかその時のゆうまがちょっと違っていたから」
「・・・違う?」
「説明が難しいんだけど・・・」
「空気というか見ている視線の先というか」
「実家で私と話していた時とかとは違うのが感じたの」
「…」
「…たぶん、それって彼女さんのことだと思った」
「それに、ゆうまの中に彼女さんがいる感じがあったよ」
「・・・彼女が?」
「別れたいって伝えた時の感情は確かだったと思うの」
「でもね、イコール心から嫌いになったから別れたいではなくて」
「今の状態が辛いから別れたいってニュアンスだったのかなって」
「・・・」
「だから、ゆうまの中には彼女さんがいるって思った」
「ゆうまは自覚していないと思うけど」
「…彼女がいる、、かぁ」
「本当に嫌いになったりしたら、相手のことはまったく考えたり思ったりはしないよ」
「まぁ男女でその感覚は違うかもだけど」
「…感覚??」
「ほら、女性は彼氏を縦に重ねて並べるけど、男性は重ねずに横に並べるってやつ」
「あぁ。。。ね」
「それでね思ったのは、ゆうまはやっぱり彼女さんと一緒にいたいんじゃないかなって」
「でも、これまでみたいな状況はツライのも事実あって」
「だから、八方塞がりになっているゆうまの心が叫んでいて、あの行動になったと思う」
「…うん」
「…まぁとは言え、私が言葉でいうのは簡単だし、実際はいろいろあって大変だとも思うから」
「うん…」
「…」
「…でもね、1つ思っていてほしいのは」
「どんな選択になったとしても、後悔がないようにやれるだけのことはやる事はしてほしいかな」
「後悔がないように・・・か」
「うん!」
「…きょう姉、それって結婚の時、、、」
「その先は言葉にしないの〜(笑)」
「でも、人生一度だからさっ」
「ごめん、、、」
「だから後悔がないように、、、か」
「そう!」
「…」
「だから私も後悔しないように言うよ」
「ん??」
「ずるいって思われちゃうかもだけど・・・」
「私は、ゆうまが好きだよ」
帰路に向かう車の中。
いきなりの告白だった。
------------------------
お読みくださいましてありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
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「…いきなりごめんねゆうま」
「いまって少し大丈夫かな?」
「…あっ、うん少しなら大丈夫だよ」
「うん…」
「元気?」
「なんとか元気だよ」
「…は、はるかは?」
「私もなんとかかな・・・」
約1ヶ月ぶりの会話。
はるかの声はこれまで聞いた事ないくらい弱々しい感じがした。
・・・多分僕もだと思う。
「あっあのね」
「ちょっと直接話したいことがあって・・・」
「話したいこと。。?」
「うん…」
「・・・どんな話かな?」
「あっ。。。でね、これは直接お話がしたくて」
「直接?」
「だからね。。」
「今度一回お家とかこっちのほうにこれない・・・かな?」
「あっ、そっか…」
「…わかったよ」
「ありがと…いきなりでごめんね」
「いや、大丈夫だよ」
「…それより声聞けてよかった」
「ゆうま…ありがとう」
「僕こそ…ありがとう」
「じゃあ、日程はまた連絡するでいいかな?」
「うん、大丈夫」
「いきなりの電話だったけどありがとうね」
「じゃあ、また」
ツーツーツー
「…」
はるかからの電話だった。
「はるか…」
たった数分の電話。
でも、すごい長い時間が経過したような感じがした。
でもいずれまた話をしないといけない。
心の準備も、決断もしきれていない。
けど、もう会って自分がどう思うか、感じるかに任せるしか。。。
コンコンっ
バッ
音のする方を向くと、きょう姉がいた。
「ゆうま〜なにしてるの〜!?」
「もうお会計終わったよ」
「あっごめん…ちょっと忘れ物をしちゃって。。」
「ほら〜あれだけ言ったのに!(笑)」
「…忘れ物は見つかった?」
「うん、見つかったからもう大丈夫だよ」
「…そっか。。じゃあ帰ろっか」
「うん、ごめんね」
スタスタスタ
…
入り口にいつからいたのかは分からない。
でも、きっと聞かれていたと思う。
そしてその相手が誰だったのかもきょう姉は分かっている気がした。
そんなことを頭に過りながら、宿を後にし自宅に向かった。
ブーン….
「ゆうま、いきなり誘ってしまったけど、来てくれてありがとうね」
「いや、それは僕の方がだよ」
「連れ出してくれてありがとうね、きょう姉」
「少しでも変わったり動けるきっかけとかになったらいいなって思っていたからね〜」
「ありがとう…」
「…」
「…ゆうま」
「なに?」
「さっきの…彼女さん?」
「あっ、、、うんそう」
「そっか」
「なんかそんな気がした」
「ごめんね、電話しちゃって・・」
「謝るところじゃないよ〜!」
「電話してたゆうま見たら彼女さんかなって思ったから」
「えっ?僕を見て??」
「うん」
「自覚していないと思うけど、その電話の時もそうだし」
「旅館にいた時も何回か彼女さんのこと思ったり、考えていたでしょ」
「あっ、、なんで知ってるの?」
「うふふ(笑)」
「ん〜女の勘?」
「やば〜、、、(笑)」
「とまぁそれもあるけど、なんかその時のゆうまがちょっと違っていたから」
「・・・違う?」
「説明が難しいんだけど・・・」
「空気というか見ている視線の先というか」
「実家で私と話していた時とかとは違うのが感じたの」
「…」
「…たぶん、それって彼女さんのことだと思った」
「それに、ゆうまの中に彼女さんがいる感じがあったよ」
「・・・彼女が?」
「別れたいって伝えた時の感情は確かだったと思うの」
「でもね、イコール心から嫌いになったから別れたいではなくて」
「今の状態が辛いから別れたいってニュアンスだったのかなって」
「・・・」
「だから、ゆうまの中には彼女さんがいるって思った」
「ゆうまは自覚していないと思うけど」
「…彼女がいる、、かぁ」
「本当に嫌いになったりしたら、相手のことはまったく考えたり思ったりはしないよ」
「まぁ男女でその感覚は違うかもだけど」
「…感覚??」
「ほら、女性は彼氏を縦に重ねて並べるけど、男性は重ねずに横に並べるってやつ」
「あぁ。。。ね」
「それでね思ったのは、ゆうまはやっぱり彼女さんと一緒にいたいんじゃないかなって」
「でも、これまでみたいな状況はツライのも事実あって」
「だから、八方塞がりになっているゆうまの心が叫んでいて、あの行動になったと思う」
「…うん」
「…まぁとは言え、私が言葉でいうのは簡単だし、実際はいろいろあって大変だとも思うから」
「うん…」
「…」
「…でもね、1つ思っていてほしいのは」
「どんな選択になったとしても、後悔がないようにやれるだけのことはやる事はしてほしいかな」
「後悔がないように・・・か」
「うん!」
「…きょう姉、それって結婚の時、、、」
「その先は言葉にしないの〜(笑)」
「でも、人生一度だからさっ」
「ごめん、、、」
「だから後悔がないように、、、か」
「そう!」
「…」
「だから私も後悔しないように言うよ」
「ん??」
「ずるいって思われちゃうかもだけど・・・」
「私は、ゆうまが好きだよ」
帰路に向かう車の中。
いきなりの告白だった。
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