ある朝の6時のこと。



僕は、普通のどこにでもいる独身という悲しさに有りふれたサラリーマンだ。



日々の疲れと戦っている。



最近体がなまってきたので、今日の朝、家の近くの河川敷でランニングをしようと思う。



アパートの小さな部屋から靴を履き、ドアを開けると、清々しい綺麗な空があった。




「よし、行こう」




最高にランニング日和な空の下で僕は、河川敷への道を歩く。



河川敷につき、足を早めて走ってみる。



ああ。なんて気持ち良いのだろう。



風を切って走る。




鳥がないている。

 


きれいな空の下。




気持ちいい。絶対に、またやろう。