ゴンゴン
留守番をしているとドアを強く、強く叩く音が聞こえた。
ちょっと荒らしい宅配便かな?道でも混んでたのかな?
ガチャ
「今日こそ、回収させてもらうぞ」
そこには宅配物を持たない知らないイカツイ男の人3人がいた。
その人は何か人間ぽくなかった。どろっとしたような謎の気配がある。
怖いしか思わなかった。
「君かわいいね。」
「そうだ、こいつを風呂に入れるぞ」
「いいな。そのほうが手取り早い」
風呂って体を洗うこと?
「風呂はね。体を使って男性の性処理をすることだよ。これでお金を稼ぐんだよ」
「な。んで」
恐怖で喉が引き攣る。
「知らないの?君のお父さん借金を作ってんだ」
「そんなわけ」
お父さんが借金なわけない。賢いし、頭いいし。
「あるんだよ。まあ君に拒否権などない」
そうやって腕を掴まれて車に乗せられた。



どこかで逃げないと。
寝たふりしながら様子を見ること30分。
やっとパーキングに止まった。
謎の男の人一人が外に出るて、一人が私腕を離された時おもいっきり逃げた。運動神経は学校でもいい方だからとにかく走ったけど
「何してるんだ。あんたは大人しくふろに入るんだよ」
「そんなの」
「ちょっとそのお嬢さんは引き取らせてもらう」
「誰だ!」
そしたら狐のお面をした人が2人いた
「あれ知らないんんだ〜。俺らはキングだよ。殺されなかったらさっさとその女をよこせ」
キング。幼馴染が属しているって言ってた殺し屋でここ一帯では有名どころ。
「こいつには金を返さないといけないんだよ」
「そんなの違法だろ?じゃあ今ここで殺されるか」
「じゃあもらって行くね」
そして私の腕を掴んでその人の車であろう車に乗らされた