「で、どうすればいいんでしょうか?
私の名前と住所でも書きますか?おじさんのご自由に」
「おじさんだと?!俺はまだ28歳だ!」
「失礼しました28歳男性、職業不詳の方。
帰宅が遅いと親が心配するので早く方法決めてもらえますか?」
向こうも腹を立てているようだが、こちらもイライラする。
初めて会った人にこんな失礼な話し方をするなんて初めてなのに、何故かそう口が動いてしまった。
我慢強いと自分を思っていたが、こんなにもイライラする生き物を目の前にして自分のガキさを痛感する。いや子供だけれど。
男はしばらくしてポケットからスマホを取りだした。
「電話番号を言え」
据わった目で言われ私は仕方なく番号を言うとそれを押しているようで、少し離れた場所に転がっている私の鞄から音楽が鳴る。
慌てて通話ボタンをタップすれば、ぷつりと切れた。
あぁ、嘘を言ってないか確認されたんだな、と思いつつすぐ側に気配を感じ顔を上げると紙を突き出された。
「俺の名刺だ。後でメールに住所と名前を送ってこい」
「・・・・・・はい」
もの凄く偉そうに言われるが従うしか無い。
受け取ってとりあえずブレザーのポケットにしまい、地面に散乱した中身を拾い上げながら鞄に仕舞い込む。
「・・・・・・自宅はすぐ近くか」
「はい」
「確認する」
この人、ヤバい職業の人じゃないだろうな。
冷静に考えてみると私は脅されているわけで、これから家も確認までされるわけで。
そう考えたら今逃げるべきか、いやはやりそれはまずいと冷静になるよう必死に心を落ち着ける。
私の名前と住所でも書きますか?おじさんのご自由に」
「おじさんだと?!俺はまだ28歳だ!」
「失礼しました28歳男性、職業不詳の方。
帰宅が遅いと親が心配するので早く方法決めてもらえますか?」
向こうも腹を立てているようだが、こちらもイライラする。
初めて会った人にこんな失礼な話し方をするなんて初めてなのに、何故かそう口が動いてしまった。
我慢強いと自分を思っていたが、こんなにもイライラする生き物を目の前にして自分のガキさを痛感する。いや子供だけれど。
男はしばらくしてポケットからスマホを取りだした。
「電話番号を言え」
据わった目で言われ私は仕方なく番号を言うとそれを押しているようで、少し離れた場所に転がっている私の鞄から音楽が鳴る。
慌てて通話ボタンをタップすれば、ぷつりと切れた。
あぁ、嘘を言ってないか確認されたんだな、と思いつつすぐ側に気配を感じ顔を上げると紙を突き出された。
「俺の名刺だ。後でメールに住所と名前を送ってこい」
「・・・・・・はい」
もの凄く偉そうに言われるが従うしか無い。
受け取ってとりあえずブレザーのポケットにしまい、地面に散乱した中身を拾い上げながら鞄に仕舞い込む。
「・・・・・・自宅はすぐ近くか」
「はい」
「確認する」
この人、ヤバい職業の人じゃないだろうな。
冷静に考えてみると私は脅されているわけで、これから家も確認までされるわけで。
そう考えたら今逃げるべきか、いやはやりそれはまずいと冷静になるよう必死に心を落ち着ける。



