ユト「どうですか?専属になってもらえませんか?」



『あの、、世界中にはもっと凄いお料理人の方が
いらっしゃるのにどうして…私なんかを』



ユト「美味しそうだったから…」



久しぶりに会っても
彼の顔色でわかる…





ユト「ですよ(笑)」





この顔、、怖い




『わかりました…卒業後からで良ければ』




私の返事を待ってましたかのように
スタッフの方が持っていた書類を出す



「では、この契約書に印鑑をと思いましたが
お持ちではないと思いますので拇印で結構です」




どうせ
卒業後の進路も何も決まっていなかった





大好きな料理を作れるなら
まぁいいやとぐらいにしかその時は思っていなくて




連絡を取らなくなって4年
どうして今更?って思いながらも



卒業後
私はユトの事務所で本格的に働く事になりました