雫[て言うかそこの人〜]
モブ[は、はひっ!?]
雫[この薬どこで手に入れたのぉ〜?]
モブ[な、名無し族から、、も、もらいました!命だけは勘弁をーー!!]
と言って走り去っていった。
が、雫が見逃すはずもなく
バンッ
由美[ひっ!]
迅[あれ、こういうの慣れてないの?]
由美[慣れるも何もないです!人を殺めるなんて!]
涼[ここのルールを知らないのですか?]
由美[ルール?だとしたらそのルールがおかしいです。]
八[ここのルールがおかしい?]
由美[はい、人を殺めたら殺めた人にも後悔が残り殺められた人は悲しみます。良いことが何も無いのになぜ人を殺めるんですか!]
桜意外の闇蛇[!!]
この言葉はみんな効くな。
だって皆んな"トラウマ持ち"だから。
でも、私は効かない、だって殺す事に何も思わないから。
後悔もしないし殺った相手の気持ちなんて考えた事もない。
勿論私もトラウマ持ちだかみんなほど酷くはないし内容も軽いものだ。
みんなが受けて来たものの中には体罰、虐待、いじめ、レイプ、更に加えて薬関係も出てくる。
だから私は効かないこんな綺麗な言葉。
由美[だからこんな事やめてもっと輝ける場所に行きましょう!]
心音[輝ける、場所、、、。]
これは、みんな"あっちに行きそう"
六[それは、俺らが表にでるっちゅうことか?]
由美[別に表に出なくてもいいんですよ。陰でみんなで平凡に暮らしても楽しいんじゃないですか?]
八[、、、平凡、、、。]
涼[ですがもう私達は裏に染まりきっています。今更平凡など、、、。]
由美[でも、こんな事を続けていても後悔するだけじゃ無いですか?なら今からでも遅くはないので普通に暮らしてみてもいいと思うんです!]
こんな事、ねぇ。
雫[お、遅くはないの、、?]
由美[全然!逆に今がチャンスなんです!]
迅[チャンス、か。]
と、私はただみんなが闇蛇を辞める決心を着けるのを見ているだけだ。
言っておくと、私は辞める気はない。
だってここが私の"生きがい"だから。