ブロロロ


色[これじゃぁ、俺が拉致った見たいじゃないか]

ん?

爽[拉致ったも同然です。]

え?側近さん??

色[そういや美由も気絶させっちゃったしなぁ。]

爽[まぁ、迅さんが手当てしてくれるでしょう。]

え、え?めっちゃ喋るじゃん。


爽[桜さんはいつ、起きますかね。]

色[薬が強いからいくら桜でも着くまでは起きないだろ。]

はぁ?

[起きてますけど?]

爽[、、っは、、!?]

[側近さんがそんな喋るタイプだったなんて初めてしったわぁー!]

色[あ"ー、、爽、大丈夫か?]

爽[、、、、、タバコを。]

あーあ、元にもどっちゃった。
なにかあるね。

それから少しして海に着いた。

色[ほら、行ってこい。]

爽[、、、、では。]


バタン

よしっ!待つかぁー。


色[、、、聞かないのか?]

[いやぁ、なんか悪い事聞いてる気分になるから。]

色[じゃあ聞けたら聞くのか?]

[そうだね。相手の承諾があったら聞くだろうね。単純に気になるし!]

色[そうか、、、、。]

[てか、私が聞きたいのは美由ちゃんの事なんだけど?]

色[、、、、、、美由ほ幼馴染で昔からずっと一緒にいたんだ。けど、美由が族に入ってそっちにいったんだ、でも世話焼きな所は変わらなくて時々勘違いしそうになる。]

[つまり若頭は美由ちゃんの事が好きってわけ?]

色[いや、もう好きじゃないな。あと若頭って呼ぶのやめてくれないか?むずむずする。]

[分かったけど、好きじゃないの?]

色[あぁ、そうだ諦めがついたと言った方が正しいな。族の総長と付き合ってたんだよもうすごい愛してるっていう美由の顔を見るのがつらくてなでも相手もいいやつだったし振り切ったんだよ。で、今はさっぱりって言う事。]

[へぇ〜、色ってそんな諦め早いんだ]

色[そんなわけあるか!?俺は小学生から中学3年までずっと片思いしてきたんぞ!?ただ相手がよすぎたんだ。なのに今更帰ってきて何がしたいんだ。]

[へぇ、そーいうことかぁ。美由ちゃん多分そこの族追い出されてるね。せっかく総長になれたのにねー]


色[は?それで帰ってきたのか?]

[そうだろうね、まだ調べてないから詳しい事は分かんないけど私は色んな人を見て来てるから少しは分かるよ。]

色[流石だな。で俺の組に入ってくれって言う話は受け入れてくれるのか?]

[入るまでは無理だけど手伝いとか護衛とかなら、これ以上付き纏われてもこまるからね。]

色[それは、安心した。じゃあ明後日の放課後紋蝶校に迎えに行く。]

[分かった。じゃあ今日はもう帰る。]

色[爽が帰ってくるまで待つか。]