美由視点

桜[んーん、私は暴走族入ってないの。]

そう言って2階にあがっていった桜。

[ねぇ、何で桜だけ暴走族入ってないの?]

皇[こっちにも色々あるんだよ。]

蘭[そんなことよりさぁ!みゆちゃん家に帰らなくて大丈夫?]

そんなこと?仮にも家族なのにそんなことって言う?
ってか家か

[それが火事で燃えちゃって困ってるんだよね。]

やらかして、燃やされた。
笑える話ね。いや全然笑えないかも、、、。

蘭[じゃあ、家に泊まっていきなよ!]

[無理よ。返せる物が何もないんだもの。]

夜[じゃ、銀龍の姫になれよ。]

皇[銀龍の姫になれば食衣住全て無料だが]

[うっ、、。]

痛い所を、、、。

[、、、、わ、かった。]

姫にはもうならないと思っていたが悪い奴ではなさそうだしな。あと桜の事も気になるから。
決して無料という所に食いついた訳ではないから。

蘭[じゃあ、夜ご飯食べよ〜]

夜[、、、あ、今日夜ご飯要らないって言ったからないわ。]

蘭[じゃー、久しぶりに外食する?]

皇[いいな。じゃあもう行くか!]

待って、待って

[桜は?]

蘭[、、、、桜は多分夜ご飯食べてるでしょ。]

[私聞いてくるから。]

雲[美由!大丈夫だから!]

[いやよ、私もう悪者になりたくないから。桜の部屋の場所は?]

美由以外[、、、、二階の一番奥。]


そう言い残し桜の部屋に向かった。