私には裏がある。



おーし、着いた。
あっ、化粧道具忘れた、、心音に借りようかな?


お!いい化粧品持ってる子いるじゃん
あの子達皆んな一緒に固まってる子達かな?
闇蛇街は構造を覚えたもんがちだよねー。 

[ねー、ねー、そこのお姉さん達〜]

モブA[何よ、気軽に話しかけて来ないでくれなる?]

へーお高くとまってるタイプか、珍しく無いけど。
だから化粧品高いやつなのか。納得、納得。
 
[その化粧品高そうだね、私にくれない?]

モブB[はぁ?あんたみたいな不細工にあげる代物じゃ無いし!]

[はぁ、じゃあ無理矢理奪うしか無いね]

ここはどこでも戦場だいつどこで襲われるかわからない安心出来るところなんてどこにも無い、例え建物の中でもね。

モブC[早いとこ諦めた方がいいわよ?痛い目見るのはそっちなんだから]

[そっかー。じゃあその痛い目って言うのあわせてみてよ、私に。]

モブA[貴方〜!出番よ〜!]

やっぱり仲間がいたか。

モブD[おー、やっと出番かーまたくたびれたぜ]

[うわー、簡単に浮気しそうな見た目、、ダッサ。]

モブD[あ"ぁ"!?何だとこんやろう女だからって俺は手加減しねーぞ?]

[闇蛇街で手加減する奴いないだろ。]

モブD[さっきから聞いてりゃうるせぇなぁ!!?]

モブD[うぉぉお!!]

えっ?あっ、素手?脅してきた割に弱いな。

バァン

モブD[、、は?うた、れ、、。]

くたばるのも早いな

モブABC[[きゃぁぁぁ!!]]

こっちも耐性ついてなかったか、めんどくさ。

[あっ、この化粧品貰ってくね!]

三つありゃ十分でしょ。




?[あのっ!すみません]

[ん?なに?]

?[ここにある花屋さんってどこですか?]

[え?花屋?あそこのビルの三階に花屋ゾーンがあるよ。]

?[ありがとうございます!!あのお名前聞いても?]

[じゃあ、君の名前から聞いてもいい?]

結構ガード緩いなぁ、この子大丈夫かな?

?[神崎 由美 です!]

[由美ちゃんか、黒薔薇を買いにきたのかな?]

由美[あっ、はい!そうです。]

[ここの黒薔薇高いから気をつけてね。]

由美[それは、ご心配なく!ちゃんとお金は持ってきたので!]

ほー?お金結構持ってるな?
黒薔薇は闇蛇街でしか売ってないんだよね、だから一束一万はする。

[へぇ、誰かにあげるの?]

由美[はい、そうなんです友達が自分で買うのは恥ずかしいからと頼まれたんです!]

[そっかー、何束買うの?]

由美[えっと、4束です!]

[えっ!友達お金持ちだねー。]

由美[そうなんです!一応六万はもってきるので多分買えると思います!]

[そっかー。ここら辺物騒だから気をつけてね。じゃあまたどこかで会ったら。]

由美[はい!道教えてくれてありがとうございます!ではまたどこかで!]


ふぅ、あの子、、あまりにガード緩すぎない!?簡単にお金盗めたんだけど、五万円盗んじゃった!流石に全部は可哀想だから一万円は残してあげたからね、私ってば優しー!


バンッ バンッ


また銃声、ここでは銃声なんて当たり前のような物
自分が強いなら手ぶらで来ても他の人から奪えばいいだけなんだよね。

"本当に強い人だけ"が出来る事だからね。

ウィーン


地下行くまでに何分かかるんだここは、、、。
慣れれば簡単な通りなんだけどね、慣れれば、ね。

ちなみに私も、全部はあんまり把握していないんだけど、でも総長として軽く把握はしている、、、、はず、、。



ピッ

そんなこんなで地下への入り口に着いた
地下は、闇蛇の溜まり場だ。



?[おっ、総長じゃん!]

[やっほー]

この子はリン外国から憧れてきた子で結構強い。
次期幹部候補だ。


[あれ、皆んなは?]

リン[黒ホテルの3階に、、。]

[分かった、ありがと!]