学校に着いても、まだ胸がドキドキしていた…。


びっくりしただけ!と気持を落ち着かせた。


けど…。達也が気になり、頭から離れない…。


思いきって、なおに確かめた。


「なお…ちょっといい?」

「何?達也の事?」


「うん…。何かあった?」

「何で?もしかして連絡あったとか?」


「そうじゃないけど…」


「はっきり言えば!」


かなり、なおはいらだっていた…。


うまくいってない!とすぐに解った…


「もういいよ。ごめんね」

「何なの!」


なおは、涙声だった…。


私も切ない気持ちになった

もう気にするのは辞めよう

きっと、達也の気まぐれにしかすぎない…。


もう私は前を見て、新しい恋もしてる…。


真君と幸せになる!そう心に誓った…。