毎日の様に達也と喧嘩しながら、4ヶ月がたった。


「ね〜。聖子…達也って舞の事、本当に好きなのかな?」


「好きだと思うよ!何で?」


「お金だけの様な気がしてきてね…」


「そんな事ないよ!聖子だって優斗に、いろいろ買ってあげてるよ〜」


「そうなんだ!」


「だいたいさ〜。別に、どっちが、お金だしてもいいんじゃない!」


「そうだよね〜!」


少し気持ちが明るくなった聖子も同じなんだと思うと安心感?みたいのがあった

そんな話を聞いてた、みさが…。ムッとした表情で言いはなった!


「バカじゃないの!そんなの貢がさせられてるだけじゃん!金目当てに決まってる!金ださなくしたら、他の女にいくよ!絶対」


「そんな事ないよ!他の女だなんて…」


半泣きになりながら叫んだ

みさは、あきれた表情で何にも言わず教室から出て行った…。


「舞!気にする事ないよ!みさとは、男の価値観が違うんだって!」と聖子がフォローした。


そうだよ!みさが変だ!間違ってる!と思ったが、すぐに、みさの言う通りかもと、また暗い気持ちになった…。


また心が揺れた。また暗い闇に落とされた気分だった

こんな気持ちにさせたのはみさのせいだ!と、坂恨みさえした…