「てか、通信制とか高卒でも良かったんじゃね?」
確かに、そうだよね。
高校だって芸能コースの高校を勧められてたし、大学も通信制を勧められてたのに、その意見を押し切って私と同じ学校に入学した
「そうだよ。大学入る頃にはデビューしてたじゃん?」
「まあそれはそうっすね」
そう、デビューが決まった頃はまだ進路は決まったなかったわけで、樹はデビューに向けての準備と受験が丸かぶりだった。
受験が終わると同時に主演ドラマだってあったし。
あの頃は本気で倒れちゃうんじゃないかって心配した。
「もしかして、はなちゃんが心配で、とか?」
「なっ、なわけないじゃないですか!」
やけに大きな声で否定する樹
そんなに大声で否定しなくたっていいじゃん!
「そうだよなー。どんだけいとこのこと好きなんだよって感じだよな!」
「そ、そうっすよ!」
そっか、いとこだって思われてるんだった。
それにしても樹なんでそんなに焦ってるんだろう?



