「だってみんな、はなのこと可愛いっていうじゃん」
予想外の言葉に、理解が追いつかない
少し拗ねたような表情は樹らしくない。
「へ、それが理由?」
「うん」
「な、なんで…?」
みんなが私のこと褒めてくれて、樹はあんまり嬉しくないのかな?
私は樹にとって別に可愛くなんてないから?
だとしたら、それなりにショックだけど
「さぁーな」
なんてはぐらかされてしまった。
教えてくれないんだ…ほんと意地悪…
「いとこちゃんって大学生?」
並木さんの言葉に、
「同じ大学です」
答えたのは何故か樹
樹がこんなふうに私との関係をわざわざ話すことないのに、どうして自分から?
…まあいとこっていう程だから、大丈夫だと思ったのかな。
「へえー!二人とも同じ大学なんだ!」
「レジュメとかいつも貰ってるんですよ」
そ、そんなことまでいいの!?
まあ、いいのか…
本当の関係を知っているのは、葉さんだけだもんね
普段言わないように気をつけてるから、なんかすごいハラハラする!



