「大丈夫なのか?」
「ん?」
呑気な私とは違い、心配そうな目線
「いや、夜とか暗いから…一人でも大丈夫かなって」
「ああ…大丈夫だよ!電気つけて寝てるし!ありがとう。」
暗所恐怖症の私を心配してくれてるんだ。
暗所恐怖症って言っても、誰かといる部屋で真っ暗なら大丈夫だし、一人なら電気さえつけえいれば何も問題ない。
「…なら、いいけど。」
中学の時、果凛に閉じ込められて暗所がダメになっちゃったことを気にしてくれてる樹は優しいね。
あ、そういえば、
「樹、黒髪になってる!」
「おう」
銀色だったハイトーンから、一気に爽やか黒髪に大変身していた。
「ドラマだから?」
「うん、クランクインしたから」
そっか、高校生役だもんね。
「黒髪も似合うねぇ」
黒髪は久しぶりだし、なんだか新鮮。
高校生の時は割と暗めの色が多かったけど。
まあなんでも似合うんだけどね!
「どーも」



