まだ少し臆病なところ
抜けていないね


逢えない時間の中
不安が募る


そばにいないと
あなたの中のあたしが
消えてしまうんじゃないかと


たまらなく怖くなる


あなたの中のあたしは
離れている時間の中でも
確かな輝きを保って
愛されてるのでしょうか


今まであなたが
愛してきた人には
負けたくない


離れてる時間の中でも
あなたに愛されてる
確かな温もりが欲しくて


それでも…あたしは
携帯の発信ボタンさえ
押せない


「声が聞きたい」なんて
言えないまま


心に生まれる不安を
親指で送る愛の言葉に
隠してしまうの


一人で不安と戦うの


あなたからの着信を
期待しながら


一人 離れてる時間の中
あなたを待ってる