あの時のあたしは幼くて
手探りでしか触ることが
できなかったの


あなたを愛して
あなたに好かれたくて


あなたを失いたくなくて


伝えたい想いも
伝えきれなかったの


嫌われたくなかった


愛されていたのか
今でも分からないけど


それでもあなたは
あたしに触れて
笑ってくれてた


あなたがいてくれたら
形なんてもういらなかった


あの頃のあたしは
幼くてあなたに
流されたけど


それでも幼いなりにも
愛してた


あなたを愛してたよ