ハニー メイド ヘヴン

どうして今まで帰ってこなかったのよ、遅いにもほどがあるわよ?!

恨み言が出かかったのをどうにか堪え、上着にしがみついて声を震わせた。

「・・・お帰りなさい・・・っ」

「やっぱり見つかったかぁ。(あずさ)には敵わないねぇ」

頭の上にぽんと掌が乗って。

「アリサの花嫁姿くらい見てやれって言われてさ、こっそり帰ろうと思ったのに」

クスクス笑いに、今度こそ恨みがましく睨み上げる。

「父親なんだから堂々と来なさいよ。あの子達だって喜ぶに決まってるじゃない!」

(やなぎ)隆二は幽霊だろ?もう」