そ、それを言われると、ちょっと恥ずかしい。
「そ、そうですか?」
「そうですよ。 ハハッ……」
取り繕ったつもりだったが、あっさりと見事に肯定されてしまった。
肩を窄め、猫背になりながら小さくなっていると、高橋さんが急に左手を引っ張った。
うわっ。
「ほら。 渡るぞ」
何も考えてなくて、ただ真っ直ぐ歩いてるのかと思っていたから、いきなり引っ張られて慌てて少し小走りになりながら交差点を渡る。
「あっ……」
目の前に見覚えのある風景が広がってきて、懐かしさと何故か少しだけ寂しさが入り交じり、それでも嬉しさでいっぱいになって高橋さんの顔を見上げた。
「約束したよな」
前を向いていた高橋さんは、視線を私に向けた。
高橋さん……。
横に居る高橋さんを見上げ、黙って静かに頷いた。
スケートリンクの横を通ってゆっくり歩きながら、クリスマス・ツリーの方へと向かう。
スケートリンクから子供達の歓声が上がっていて、夜という感じがしないほど賑わっている。
初めて見る、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリー。
遠くから見ても、やっぱり綺麗だ。
クリスマス・ツリーのデコレーションが、天高く真冬の澄んだ空に映えて凜とした姿を見せている。
きっと、こんな風に感じられるのもこうやって高橋さんと一緒に居られるから。 心に余裕があるからかもしれない。
クリスマス・ツリーに近づいて行くにつれて、緊張してきてしまった。
おかしいな。
別に、何も緊張する必要もないのに……。
土曜日ということもあり、沢山のカップルがいたるところで愛を語り合い、囁き合いながら寄り添っている姿が目に入ってくる。
さすがアメリカという土地柄、こちらが恥ずかしくなってしまいそうなほどの熱いラブシーンに度肝を抜かれ、目のやり場に困ってしまう。
クリスマス・ツリーのほぼ真正面に差し掛かった柵の手前で、高橋さんが立ち止まった。
暫く目の前にそびえ立つツリーを見上げながら、黙ったまま感慨に耽ってしまう。
きっと、高橋さんもそうなのかな?
先ほどから、無言でクリスマス・ツリーを見上げている。
「こうやって、落ち着いてクリスマス・ツリーを見に来るのは初めてだ」
クリスマス・ツリーを見上げながら、高橋さんが呟いた。
そんな高橋さんの言葉に頷きながら、隣でクリスマス・ツリーを見上げる。
その大きさもさることながら、燦然と輝くデコレーションのライト。 まさに煌びやか、ゴージャスという言葉がしっくり来るのは、NEWYORKという街のせいもあるのかもしれない。 あまりにも壮大過ぎて、圧倒されてしまった。
これが、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリー。
「そ、そうですか?」
「そうですよ。 ハハッ……」
取り繕ったつもりだったが、あっさりと見事に肯定されてしまった。
肩を窄め、猫背になりながら小さくなっていると、高橋さんが急に左手を引っ張った。
うわっ。
「ほら。 渡るぞ」
何も考えてなくて、ただ真っ直ぐ歩いてるのかと思っていたから、いきなり引っ張られて慌てて少し小走りになりながら交差点を渡る。
「あっ……」
目の前に見覚えのある風景が広がってきて、懐かしさと何故か少しだけ寂しさが入り交じり、それでも嬉しさでいっぱいになって高橋さんの顔を見上げた。
「約束したよな」
前を向いていた高橋さんは、視線を私に向けた。
高橋さん……。
横に居る高橋さんを見上げ、黙って静かに頷いた。
スケートリンクの横を通ってゆっくり歩きながら、クリスマス・ツリーの方へと向かう。
スケートリンクから子供達の歓声が上がっていて、夜という感じがしないほど賑わっている。
初めて見る、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリー。
遠くから見ても、やっぱり綺麗だ。
クリスマス・ツリーのデコレーションが、天高く真冬の澄んだ空に映えて凜とした姿を見せている。
きっと、こんな風に感じられるのもこうやって高橋さんと一緒に居られるから。 心に余裕があるからかもしれない。
クリスマス・ツリーに近づいて行くにつれて、緊張してきてしまった。
おかしいな。
別に、何も緊張する必要もないのに……。
土曜日ということもあり、沢山のカップルがいたるところで愛を語り合い、囁き合いながら寄り添っている姿が目に入ってくる。
さすがアメリカという土地柄、こちらが恥ずかしくなってしまいそうなほどの熱いラブシーンに度肝を抜かれ、目のやり場に困ってしまう。
クリスマス・ツリーのほぼ真正面に差し掛かった柵の手前で、高橋さんが立ち止まった。
暫く目の前にそびえ立つツリーを見上げながら、黙ったまま感慨に耽ってしまう。
きっと、高橋さんもそうなのかな?
先ほどから、無言でクリスマス・ツリーを見上げている。
「こうやって、落ち着いてクリスマス・ツリーを見に来るのは初めてだ」
クリスマス・ツリーを見上げながら、高橋さんが呟いた。
そんな高橋さんの言葉に頷きながら、隣でクリスマス・ツリーを見上げる。
その大きさもさることながら、燦然と輝くデコレーションのライト。 まさに煌びやか、ゴージャスという言葉がしっくり来るのは、NEWYORKという街のせいもあるのかもしれない。 あまりにも壮大過ぎて、圧倒されてしまった。
これが、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリー。

