エッ……。
驚いて高橋さんを見ると、そんな私を見ながら笑っている。
「高橋さん」
「生憎のお天気で美術館にも行かれなかったし、明日も予報だと雪になっていて出掛けられるかどうか微妙だから。 1日、遅れてしまったが……。 プレゼントは、これで勘弁してくれ」
私の手に、高橋さんが先ほど買ったTiffany blueの袋を持たせてくれた。
「高橋さん。 でも、私……高橋さんのお誕生日に何もプレゼント差し上げていないし、それなのに……私だけ頂いたら……」
「なぁにぃ? もしかして、陽子ちゃん。 俺とお揃いになるのが、まぁさぁか! 嫌だとかぁ?」
高橋さんは悪戯っ子のような表情で、私の肩にわざと寄り掛かるようにして顔を覗き込んだ。
「そ、そんなこと。 な、ないですよ。 でも……何だか、申し訳なくて」
慌てて否定しながら、俯いた。
「じゃあ、気にすることないだろ? あっ。 それ、クリスマスも兼ねてるからな」
うっ。
本当に、隙のない人だ。
嬉しいけれど、でも……何だか申しわけない。
「すみません。 ありがとうございます」
気づけば、車の前まで戻ってきていた。
「笑って」
「えっ?」
開けた助手席のドアの縁に両腕をのせてもたれ掛かって、高橋さんが小首を傾げ微笑んでいる。
「お前は、笑ってる方がいい」
高橋さんが、ドア越しに私の左頬に手を当てた。
「高橋さん……」
「喜んでくれれば、俺はそれで満足だ」
高橋さんがドアの内側に来て、私に助手席に座るよう促した。
助手席のドアを閉めて、運転席にまわる高橋さんを目で追う。
そうかもしれない。
いくら頑張ったところで、高橋さんには追いつけないし、敵うわけなんてない。 ここは素直に受け取って、何時かちゃんとお返しをしよう。
高橋さんが運転席に座って、ドアを閉めた。
「あの、開けて見てもいいですか?」
すると高橋さんが左手で、どうぞとポーズで示してくれた。
まるで子供みたいに、わくわくしながら袋を開ける。 Tiffany なんて、貰ったのも自分でさっき買ったのも、初めてだもの。
袋の中には、同じTiffany blueの箱に白いリボンが掛かっていて、とても優しい感じがする。
そして、リボンを解いて箱を開けると、中から高橋さんと同じゴールドのアロマ・ストラップが出てきた。
嬉しくて、手にとって目線まで持ち掲げて見ていると……。
驚いて高橋さんを見ると、そんな私を見ながら笑っている。
「高橋さん」
「生憎のお天気で美術館にも行かれなかったし、明日も予報だと雪になっていて出掛けられるかどうか微妙だから。 1日、遅れてしまったが……。 プレゼントは、これで勘弁してくれ」
私の手に、高橋さんが先ほど買ったTiffany blueの袋を持たせてくれた。
「高橋さん。 でも、私……高橋さんのお誕生日に何もプレゼント差し上げていないし、それなのに……私だけ頂いたら……」
「なぁにぃ? もしかして、陽子ちゃん。 俺とお揃いになるのが、まぁさぁか! 嫌だとかぁ?」
高橋さんは悪戯っ子のような表情で、私の肩にわざと寄り掛かるようにして顔を覗き込んだ。
「そ、そんなこと。 な、ないですよ。 でも……何だか、申し訳なくて」
慌てて否定しながら、俯いた。
「じゃあ、気にすることないだろ? あっ。 それ、クリスマスも兼ねてるからな」
うっ。
本当に、隙のない人だ。
嬉しいけれど、でも……何だか申しわけない。
「すみません。 ありがとうございます」
気づけば、車の前まで戻ってきていた。
「笑って」
「えっ?」
開けた助手席のドアの縁に両腕をのせてもたれ掛かって、高橋さんが小首を傾げ微笑んでいる。
「お前は、笑ってる方がいい」
高橋さんが、ドア越しに私の左頬に手を当てた。
「高橋さん……」
「喜んでくれれば、俺はそれで満足だ」
高橋さんがドアの内側に来て、私に助手席に座るよう促した。
助手席のドアを閉めて、運転席にまわる高橋さんを目で追う。
そうかもしれない。
いくら頑張ったところで、高橋さんには追いつけないし、敵うわけなんてない。 ここは素直に受け取って、何時かちゃんとお返しをしよう。
高橋さんが運転席に座って、ドアを閉めた。
「あの、開けて見てもいいですか?」
すると高橋さんが左手で、どうぞとポーズで示してくれた。
まるで子供みたいに、わくわくしながら袋を開ける。 Tiffany なんて、貰ったのも自分でさっき買ったのも、初めてだもの。
袋の中には、同じTiffany blueの箱に白いリボンが掛かっていて、とても優しい感じがする。
そして、リボンを解いて箱を開けると、中から高橋さんと同じゴールドのアロマ・ストラップが出てきた。
嬉しくて、手にとって目線まで持ち掲げて見ていると……。

