【異世界恋愛】【完結】猫族の底辺調香師ですが 極悪竜王子に拾われました。

ロルフの話から、魔力は多く込めない方がいいだろうと判断したニーナはこの量であれば三日ほどかかるだろうと推測した。癒やしの香水自体は難しいレシピではなく、そのうえ材料はすべてこの調香室に揃っている。材料集めの時間が掛からない分もっと早くに完成できるかも知れない。

「二、三日お時間をいただいても宜しいですか?」
「……一週間ほどかかると思っていたんだが大丈夫なのか?」
「はいっ、魔力量だけには自信がありますのでっ」
「……頼もしいな。お願いするよ。なにか必要なものがあればなんでもいってくれ」

 ニーナの意気込みにふっと笑みを溢したロルフはニーナの頭に手をやると、そうだ、と付け足した。

「子供でも使用できるよう低刺激にしてくれ」