ニーナはうっ、と言葉に詰まりながらも誤魔化せないと諦めて昨日の猫化までの経緯を話した。落とした香水をミカエルが届けてくれたということも。
「……と、いうことなんです。最初から詳細をご説明せずロルフ様のお手を煩わせてしまっても申し訳ありません」
「元はと言えば俺の不注意もあった。ニーナをこの城で野放しにしておけばアイツが気にならないはずがない」
しゅん、としているとロルフが頭を撫でてくれる。さらに申し訳なさが募ったが、それは扉のノックにより掻き消される。
『ロルフ様。いつものが届いております』
「ああ。……ニーナ、君に頼みがある」
ロルフは使用人から布のかかった籠を受け取るとニーナを調合机へ促した。されるがままのニーナの前で籠の中身を覆っていた布が外される。
「これは……香水瓶ですか?」
「そうだ。君にはこの香水瓶の数だけ癒やしの香水を作って貰いたいのだが……頼めるか?」
籠の中にはてのひらサイズの香水瓶が二十個ほど入っている。
「はいっ、もちろんです! どなた向けかお聞きしてもよろしいですか?」
「それぞれ別の者に渡すんだ。だから口頭では説明が難しいが……そうだな、あまり魔力入りの香水になれていない者たちだ」
(試供品でも配るつもりなのかしら……)
「……と、いうことなんです。最初から詳細をご説明せずロルフ様のお手を煩わせてしまっても申し訳ありません」
「元はと言えば俺の不注意もあった。ニーナをこの城で野放しにしておけばアイツが気にならないはずがない」
しゅん、としているとロルフが頭を撫でてくれる。さらに申し訳なさが募ったが、それは扉のノックにより掻き消される。
『ロルフ様。いつものが届いております』
「ああ。……ニーナ、君に頼みがある」
ロルフは使用人から布のかかった籠を受け取るとニーナを調合机へ促した。されるがままのニーナの前で籠の中身を覆っていた布が外される。
「これは……香水瓶ですか?」
「そうだ。君にはこの香水瓶の数だけ癒やしの香水を作って貰いたいのだが……頼めるか?」
籠の中にはてのひらサイズの香水瓶が二十個ほど入っている。
「はいっ、もちろんです! どなた向けかお聞きしてもよろしいですか?」
「それぞれ別の者に渡すんだ。だから口頭では説明が難しいが……そうだな、あまり魔力入りの香水になれていない者たちだ」
(試供品でも配るつもりなのかしら……)


