城も、焼け跡は残ったものの火は一瞬で鎮火したということ。それによって怪我人は一切出ておらず、それどころか病を持っていた者たちの体調が回復したということ。
そしてあの光の中でミカエルを含めた国民は皆、極悪と呼ばれた第二王子の真実を見たということ。
最後に、城の地下から植物園でみた赤い花と、それを他国から密輸し王妃の《真実の愛》を作らせていた者たちが見つかったということ。
「あの花はただ鑑賞するだけなら問題ないんだけど、加工すると質が悪くて強力な媚薬の材料になっちゃうんだよ。だから許可を得てない持ち込みは禁止されいたんだけど……他国から盗んで王妃に献上してもうけていた奴らがいて……まあ、金欲しさに香水まで作っちゃってた、と」
ミカエルがそこまでいうと、ちらりと気まずげにニーナに目をやった。
首を傾げるニーナに、察したロルフは言うなと言わんばかりにミカエルを睨み付ける。
「おお、怖いなあ」
「ニーナの両親は隣国へいくと言っていた」
「だーから、お前は甘いんだって。その隣国で金がなくなっちゃって、花をみつけて……って流れだよ。さあ、ニーナちゃん。ご両親も牢屋の中で家族なんだから恩を返せって叫んでたけど?」
「……私の家族なら罪を償っていただきます」
そしてあの光の中でミカエルを含めた国民は皆、極悪と呼ばれた第二王子の真実を見たということ。
最後に、城の地下から植物園でみた赤い花と、それを他国から密輸し王妃の《真実の愛》を作らせていた者たちが見つかったということ。
「あの花はただ鑑賞するだけなら問題ないんだけど、加工すると質が悪くて強力な媚薬の材料になっちゃうんだよ。だから許可を得てない持ち込みは禁止されいたんだけど……他国から盗んで王妃に献上してもうけていた奴らがいて……まあ、金欲しさに香水まで作っちゃってた、と」
ミカエルがそこまでいうと、ちらりと気まずげにニーナに目をやった。
首を傾げるニーナに、察したロルフは言うなと言わんばかりにミカエルを睨み付ける。
「おお、怖いなあ」
「ニーナの両親は隣国へいくと言っていた」
「だーから、お前は甘いんだって。その隣国で金がなくなっちゃって、花をみつけて……って流れだよ。さあ、ニーナちゃん。ご両親も牢屋の中で家族なんだから恩を返せって叫んでたけど?」
「……私の家族なら罪を償っていただきます」


