私は布団を頭からかぶった。


「美和。」


「なによ。」


「今日、パーティー行くから。」


「はっ?なにそれ。」


その言葉に、布団をバッとめくってしまった。


「ふーん。やっぱ俺の裸見たかったんだ?」


「そんなわけないじゃん。」


あわてて布団をかぶりなおした。


絶対わざとだ。


龍矢は上半身裸だった。


ベットが沈む感じがした。


「いい加減顔出せ。」


そう言って、布団をめくられた。


「龍矢が悪いんだから。人を馬鹿にして。」