「ふーん。じゃあ、俺の好きなようにさせてもらうから。」


「・・・うん。」


なんとなく、嫌な予感がするのはなぜでしょう?


連れられてきたのは、前にも来たことある高級ホテル。


夕ごはんを食べて。


一つの部屋に入った。


なんとなく。


わかってた。


最終的には、こうなることを。


「いいんだな?」


「なによ。いつもは、なにも言わないくせに。」


「別に。聞いてみただけ。」


「私が嫌だって言ったらどうするつもりだったの?」


「美和は嫌って言わないだろ?」


「なんでよ?」