「いえ。」


時刻は、もうすぐ20時。


「帰りたくなったら、いつでも言ってください。お送りいたします。」


「ありがとうございます。」


あのソファーに座って、龍矢たちの姿を見てた。


授業中の龍矢の顔も真剣だけど。


こっちの顔も、さらに真剣。


仕事好きなんだなぁ、って思った。


さらに人が増えて、開発会議は進んでいた。


「ふぁーあ。」


なんか眠くなちゃった。


そうだよね。


新学期そうそう、部活頑張ったし。


まだまだ、龍矢は終わりそうにないから。


ちょっとだけ、寝ちゃおう。