左肩に重みを感じた。


そっちの方を見ると、美和が俺の肩に頭をのせて眠ってた。


まったく。


自分から海に来たいって言ったくせに。


寝るやつがいるか?


まぁ、いいか。


昨日のパーティーとか、慣れないことさせたからな。


あと数時間後には、日本に帰る。


明日からまたいつもの生活が始まる。


やべぇ、新学期大丈夫か俺?


美和の先生やれるか?


まぁ、夏休みの間はしっかりかわいがってやるよ。


覚悟しとけよ。


眠っている美和を起こさないように、抱きあげた。


相変わらず、軽いな。