”55“の願い

【変わらない日常】
朝を起きて身支度をして学校に行く。
これが一般的なことなのだろう。
今日までに達成できた願いは40個。
「達成までもうすこしだな……。」
私は呟き学校に向かった。

「千佳おはよ
国語のワークやった?」
「おはよ結那。
ワーク終わらせたよ」
「やば……。」
「また注意うけるの嫌でしょ?やりなよ」
「千佳、助けてー」

他愛のない話をしている時が一番楽しかった。
彼女には一度死んだことを伝えていない。
彼には、死んだ記憶を消してくれたことには感謝している。
「新堂大丈夫か?
深刻な顔してたけど……。」
「あ、おはよう霧島
心配ありがとう。」
「りっくん心配なの?」
と、結那はからかうように笑う。
「うるさいな、人の心配して何が悪いんだよ
あと、りっくん呼ぶな。」
「別にー、
珍しいなっておもっただけ。」
「まあまあ」
私は苦笑いしながら止めに入る。
今日も賑やかになりそう。