「これから絶対、水町のこと傷付けないように努力する。なんか嫌なことあったらすぐ言って、改善するから」
また想像もしてなかった言動にびっくりする。
「え……なんで、そこまで」
って言いながらも、傷つけないようにってことは、これからも私と話してくれるってことなのかな、とか思ってしまう。
「それは察しろ。……ってことで、じゃあ、友達から!」
「え、友達から!?」
私と友達になってくれるうれしさと、やっぱり私たちは友達じゃなかったんだっていうほんの少しだけのショックが合わさって、思わず大きな声が出てしまった。
「っなんだそれ、不満なのかよ」
「いや、そういうわけじゃ……ふふっ」
でもやっぱりうれしくて、ありがとうって、言いたくなる。
だけど湯山くんはその言葉を受け取ってくれはしない。
湯山くんにとっての当たり前が、わかるから。



