その目が、はっきりとメガネの奥のオレの目を捉えたと思う。 はっと見開かれた。 あれ? オレは妙な既視感を覚えた。 相手の顔をまじまじと見つめた。 このカワイイ系の顔は… 最近どっかで…… が、 思い出す前に相手の男はガシッとオレの腕を掴んだ。 そのままオレを引っ張り店から出た。 ビルの間の路地まで連れられる。 あれ、誰だっけマジで…?? そいつの不可解な行動より、思い出そうと必死だった。 .