ブラインドを上げると、都心のビルが登り始めた太陽でピンク色に染まっていた。 早朝の空気が清々しくて 浄化されていく気がする。 コーヒーを入れて朝食を作ろうと思った。 ミナトくんは、また美味しそうに食べてくれるだろう。 自分がこれまでになく浮かれていることを自覚しつつ 新しい1日が始まるんだ、と。 何かに記したい気持ちになった。 .