危ない人が好きなわけじゃありません!

さっきまでの威勢はどこへ行ったのやら、大麻くんに睨まれて凄んでいる。

「お、大麻くん……」

「野田、やってないよな?」

「……うん。私、やってない」

さっきまで口に出すのを躊躇っていた言葉が、大麻くんに見つめられるだけで躊躇いなく出てくる。

「で、でもね?野田さんが運んだ後からプリントがないのよ……」

「それ、昨日女子一人で運ばせてたプリントの中にあるやつ?」

え……?