真っ白な血

いよいよ街になった四日目の朝。私たちは早朝に目が覚め、身だしなみを整え、いざバスの中へ。

遊園地に到着するまでの時間、私たちはゆっくり睡眠を取った。とはいっても片道30分ほどの距離でさほど寝れなかったけれど。

「到着したー!!」

そうして私と輝月は二人で楽しい思い出作りの為に楽しむことにした。

遊園地内に入り、チケットを渡し、いざ遊びまくろう!最初にプリを取りに行った。先に思い出作りをしようという理由でだ。

ジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入ったり、待ち時間が長くて大変だったけれど、楽しめた。

最後の夜の観覧車の中までは──

輝月が急に喋るのをやめて、まっすぐに私の瞳を見てきたのでなんだろうと思い見つめ返す。

すぐに輝月は笑って観覧車の外を見た。外には花火が打ち上がっていて、とても綺麗だった。

そろそろテッペンに到着する。静かに息を吸って吐く輝月の声がした。

「ねぇ白愛」

優しく優しく私の名を呼ぶ輝月。

「なぁに? 輝月」

私も同じように優しく答えた。

「ワタシね、好きな人がいるの」

分かりきっていた話だった。相槌を打ちながら話を聞く。

「白愛…………ワタシは、白愛が好きです。大好きです。付き合ってほしいなんてワガママ言わないから、それだけは知っておいてほしい」

今にも泣きそうな瞳で私を見る輝月。私の頭は停止しかけた。