「転校生を紹介する」
クラス替えがあり、私は一組になった。二年一組一番だ。後ろの席は彼。天寺紅斗くん。同じクラスになれた喜びと幸せ。もう言葉に言い表せないほどに私のテンションは舞い上がっていた。
「入ってくれ」
担任の声により教室の扉が開き中に入ってきたのは男子生徒だった。赤い瞳。金髪は眩しくキラキラしていた。
そしてなぜか彼の周りだけ風が吹いているかのように感じた。あれが俗に言う“爽やか系イケメン”か。金髪なのに。せめて黒髪にしてほしいものだ。そんな偏見を他所に彼は自己紹介をしてくれた。
「西園寺煉です。よろしくお願いしまーす! 学園の女子の顔面偏差値、高すぎ! 誰を狙おうかな〜……あ! キミにしよ〜!」
そうして彼は私に近づいて来て言い放った。
「初めまして。先程、自己紹介をした西園寺煉です。もしよろしければお友達なってくれませんか……?」
私の隣に膝をつき手を差し出す。その姿は完全に王子様みたいだった。けれど、私には恐ろしく見えたのだった。
「いや、です…………」
私が拒否ると、彼はとてつもないショックを受けていた。いやそこまで!? と思ってしまった。内緒だけれども。
「そん、な……!!」
その瞬間、西園寺くんは一瞬だけ瞳の色を白くし私の右隣を見たように感じた。彼は紅斗くんと目を合わせたように見えたのだ。それは私の気の所為で、転校生が紅斗くんと知り合いかもしれないのは有り得ないことなんだろうと信じた。
クラス替えがあり、私は一組になった。二年一組一番だ。後ろの席は彼。天寺紅斗くん。同じクラスになれた喜びと幸せ。もう言葉に言い表せないほどに私のテンションは舞い上がっていた。
「入ってくれ」
担任の声により教室の扉が開き中に入ってきたのは男子生徒だった。赤い瞳。金髪は眩しくキラキラしていた。
そしてなぜか彼の周りだけ風が吹いているかのように感じた。あれが俗に言う“爽やか系イケメン”か。金髪なのに。せめて黒髪にしてほしいものだ。そんな偏見を他所に彼は自己紹介をしてくれた。
「西園寺煉です。よろしくお願いしまーす! 学園の女子の顔面偏差値、高すぎ! 誰を狙おうかな〜……あ! キミにしよ〜!」
そうして彼は私に近づいて来て言い放った。
「初めまして。先程、自己紹介をした西園寺煉です。もしよろしければお友達なってくれませんか……?」
私の隣に膝をつき手を差し出す。その姿は完全に王子様みたいだった。けれど、私には恐ろしく見えたのだった。
「いや、です…………」
私が拒否ると、彼はとてつもないショックを受けていた。いやそこまで!? と思ってしまった。内緒だけれども。
「そん、な……!!」
その瞬間、西園寺くんは一瞬だけ瞳の色を白くし私の右隣を見たように感じた。彼は紅斗くんと目を合わせたように見えたのだ。それは私の気の所為で、転校生が紅斗くんと知り合いかもしれないのは有り得ないことなんだろうと信じた。

